メキシコ初のプレミアムワイン生産者、”Monte Xanic”

同じValle de GuadalupeのL.A. CETTOやSanto Tomasと比べると比較的新しいワイナリーで、生産量も50,000ケース/年間程度と限定的だけれど、メキシコワインの中での知名度は前者に引けを取らない。 Monte Xanic(モンテシャニック)はGran Ricardoというメキシコワインのレベルの高さを世界に示すのに大きく貢献しているワイナリーだ。

ワイン生産に情熱を持つ5人の友人達が「高品質ワイン生産」を目指して、Monte Xanicを1988年に創業。 創業者5人のうちの一人、Dr. Hans Backhoff (故人1946-2017) はメキシコワイン業界の世界的認知を高めた第一人者。

生産量が限定的なワイナリーにしては、アメリカへの輸出もある程度あって、Monte XanicのCabernet Sauvignon – Merlotブレンドのボトルには僕も頻繁にお世話になってる。 というのも大手酒屋量販店でもみつかる、数少ないメキシコワインブランド。

↑がワインテイスティングできる場所。 池のすぐ横でゆっくり時間をかけながらテイスティングできる感じだったけど、僕としてはサーブしてくれる人のワイントークを聞きながら飲むのが好きなので、あえてバー周辺でテイスティング↓

テイスティングにも色々な値段のコースがあるけど、僕がお勧めしたいのは断然Gran Ricardoが含まれているもの。 5タイプのワインテイスティングの中でもVINOS DE EXPORTACIONと書いてあるセットを選ぶべき。

Monte Xanicに行くならGran Ricardoを堪能するにつきます。 僕が試飲したのはGran Ricardo 2017年のヴィンテージで、Gran Ricardo誕生25周年ボトル。 Cabernet Sauvignon-Merlot-Petit Verdotのブレンド具合も素晴らしい!

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